• らび

ブランケット・オブ・スノウ


blanket of snowを初めて作ったのは今から3年前のことです。その頃の私は転機を迎えていました。心がとても傷ついて 疲れきっていました。今まで長い間 信じてきたことが全てひっくり返ってしまったのです。そんな時って生きてるうちには何度かあると思うので珍しいことでは無いと思うのですが その中の一回が丁度3年前でした。そんな時季にblanket of snowが生まれたのでした。何をするにしても一つの問題について考え続けていました。それから私はそのことに疲れ果て執着を手放すことに執着をし 手放す執着を手放した時 やっと解放されたのでした。この事と同時進行でblanket of snowの創作が始まります。材料のソイワックスは当時 まだ使いなれておらずその特性を掴めずに燃焼実験をしては何本も何本も失敗を繰り返しました。眠る事も忘れて 朝になるまで作り続けました。失敗しては泣き イラつき そしてまた新しいblanket of snowを作ります。私の内側に抱えているものと創作がリンクしているようでした。全然上手く出来上がらないblanket of snow 。作るのは諦めよう。そう思って最後の一本を試作。出来上がってすぐに火をつけました。灯りが終わるまで灯し続ける燃焼実験の間 私はただぼんやりとしていました。静かな時間でした。そうして灯りが灯り終えた時 私の中のことも終わりを迎えました。それでも内側に在るものはいなくなっていないけれど ただそこにいるだけになりました。今は遠くのところにいます。時々 出てきていたずらに心を揺する時もあるけれどただ私は眺めているだけにして相手にしません。冬は寒くて厳しい季節です。外の植物たちを見てると寒さに耐え静かにただ春を待ってるように見えます。植物にとって寒さに耐えていることは苦しいことかな。冬が来るからただじっとそこで春を待つんだろうな。心を静かにすることをその時 知りました。それでも春を待ちきれずもがいてしまう時もあります。そんな時は灯りを灯してぼんやりとします。事柄の輪郭をなぞるのをやめよう。それだけだ。そう自分に言って。

失敗を繰り返した何本もの灯りと成功した最初の一本を灯し終えて私のblanket of snowの創作への執着も終わり 2本目からはただただ夢中に楽しみながら作れました。

そんな私にとって大事な灯り「blanket of snow」 必要な人のもとに必要なだけ届きますように



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